2015.02.23

レッドリーガル、嬉しい初勝利!

レッドリーガルがデビュー3戦目で初勝利を飾りました。
師の期待も高く、まずはクラシックを目指して
芝から下ろしましたが、上がりの速い競馬に切れ負けする面もあり、
期待ほどの結果を残せませんでした。
それでも大きく負けたわけではなく、使いながらの側面もあったのでしょう。
稽古での抜群の動きからも、元来、未勝利クラスにとどまる馬でありません。

今回は勝利にこだわり、鞍上のアドバイスを受ける形でダートの1400mへ。
距離短縮に戸惑うこともなく、先団からの競馬で直線もしっかり脚を伸ばし、
前後に位置した2着(同着)馬をきっちり封じる着差以上の完勝でした。

本馬の父は昨シーズンで種牡馬を引退したファルブラヴ。
今やリーガルも貴重な産駒の一頭となりました。
その父は使われながらにぐんぐんと力をつけ、
ご存知の通り中山で行われたジャパンカップでは、
シンボリクリスエスらの強豪を撃破して優勝。

その翌年、同馬のピークともいえる5歳時には、
ロンシャン、アスコットからサンタアニタのブリーダーズCまで、
世界に股をかけてGⅠばかりを年間10走も。
おまけに最終戦となった香港Cでは優秀の美も飾り、
年間GⅠ5勝の偉業も達成しています。

タフでクラシックディスタンスに優れていた父。
母のショウダウンも血統表だけ眺めれば重厚で力強さを感じさせる配合馬。
今回、ダートの短距離で結果を出したリーガルですが、
ゆくゆくは父母譲りに芝の長丁場での走りも見たくなりますね。