2014.08.25
レッドアーヴィング、障害オープン圧勝!
先週3勝を挙げた東京サラブレッドクラブ。
その口火を切ったのが、障害オープンクラスを
鮮やかに逃げ切ったレッドアーヴィングでした。
札幌で初陣勝利を飾った2歳夏から3年。
気の悪さもあって思うように能力を発揮できず、
3歳にして去勢、さらに芝の短距離からダート戦まで、
さまざまな条件を試行錯誤することとなりました。
障害戦に矛先を向けたのは4歳の夏。
初戦はスピード任せのレースで見せ場はつくったものの、
最後は息が上がりほろ苦い第二のデビュー。
しかし、西谷騎手とのコンビで一戦ごとに障害センスを磨き、
今年の正月競馬で初勝利、さらには今回のオープン戦で圧勝。
紆余曲折を経てようやく能力発揮の舞台を見つけ出しました。
とはいえ、2走前の平地競走でも着順ほどは負けておらず、
レース内容には見どころがありました。
障害レースを使いながら気性のコントロールを学び、
再び平地に向かうことがないともいえないでしょう。
5歳にしては15戦とキャリアも浅くまだ可能性は十分です。
デビュー時の輝きを取り戻す今後の走りに期待したいものです。