2014.07.28

レッドセインツ、3年3ヶ月ぶりの優勝!

本年4月、2年3ヶ月ぶりにターフに戻ってきたレッドセインツ。
初戦から力のあるところを見せ、いきなり勝ち馬とタイム差なしの2着。
復帰2戦目はその反動か、道悪馬場の影響もあったのか5着と敗れますが、
叩き3戦目となる今回は、着差(半馬身)以上に強い内容で、
実に3年3ヶ月ぶりとなる勝利を飾りました。

久々に跨った四位騎手も「ここでは明らかに力が上」とのコメント。
思えば新馬直後に挑んだ新潟2歳Sでは、
マイネイサベル、マイネルラクリマといった実力馬に迫る3着。
その後に凌ぎを削った馬たちの中にも、
後にオープンクラスで活躍している馬は少なくはありません。
力通りであれば、ここが通過点であったことに異存はないでしょう。
ただし病による2年以上ものブランクが競走能力にどう影響するか、
以前の走りを披露してくれるのか、その不安がなかったわけではありません。

こうして再び勝利の美酒を味わえるのも、
馬自身の頑張りもさることながら、忍耐強く馬を仕上げてくれた牧場や厩舎スタッフ、
同じく辛く長い道のりを耐えてお待ちいただいた会員様の応援があってのことでしょう。
今回の勝利は、すべての想いがひとつとなって得た貴重な一勝。
これが新たなステージへの再出発の扉となることを願ってやみません。