2014.07.08

レッドオリヴィア、鮮やかに変身!

本年5月が初陣となったレッドオリヴィア。
既走馬相手に8着に敗れましたが、それから二ヶ月。
体質面の強化著しく、稽古の反応も上々。
ダートから芝に変わっての変わり身も期待される中、
思惑以上の走りで見事に先頭ゴールインを果たしました。

スタートで立ち遅れながら
慌てず中団に押し上げ、内枠を生かした好騎乗、
ルーキー岩崎騎手の手綱も光りました。

母アドマイヤリッチは31戦6勝、
タフに7歳まで現役を続けた女丈夫。
その父は言わずと知れた名血サンデーサイレンス。
走る資質は十分の血筋です。

しかしながら、産駒はこれまで中央未勝利。
母の成績を思えばもどかしい思いが募るところですが、
今夏、メイショウサムソンを父に持つレッドソロモンが
2歳新馬で3着と幸先の良いスタートを切ったかと思えば、
その姉である本馬が翌週には鮮やかな勝利です。

2戦目でのこの変わり身は能力なくして為し得ないところ。
いよいよ繁殖として脂が乗ってきた母と牝系の勢いに乗じて
姉弟の更なる活躍に期待したいところです。