2014.07.03

レッドシャンクスが2年ぶりに勝利!

レッドシャンクスが臥牛山特別で
強い勝ち方を見せたのはいまから2年も前のことでした。
当時3歳のシャンクスが古馬を圧倒したレース内容から
秋が大いに楽しみになったものですが、好事魔多し…。
その後、脚部不安を発症し、3歳半から5歳半までの間を
丸々休養に充てることになってしまいました。

地道な治療とトレーニングを経て迎えた東京の復帰戦。
不良馬場の中、さすがに息が保ちませんでしたが、
まだ終わってはいない活力を感じさせる走りではありました。

復帰2戦目の恵山特別は2年前に圧勝したゲンのいい函館。
すると前走から一転、先手を取ってのマイペースの逃げ、
4コーナーでも手綱の動く他馬を尻目に余裕の手応えです。
直線追いづらそうなシーンもありましたが、
それでいて最後まで危なげのない逃走劇となりました。

叩いて一変とはまさにこのこと。
一度勝っている条件とはいえ、2年も休んでいた馬が
こうも鮮やかに変わることは稀なことです。
この勝利は本馬の持つ能力もさるものながら、
辛抱強く復帰に向けて尽力した牧場や厩舎の努力、
そして出資者様の熱い想いに応えてのものに思えてなりません。
長く休んでいた分をこれから一戦一戦取り戻して
いつかまた大きな舞台に辿りついてほしいものです。