2014.05.12
レッドシェリール、鮮やかに連勝!
2週前に初勝利を挙げたばかりのレッドシェリールが、
その勢いを駆って同じ舞台で連勝を飾りました。
今回の手綱は初騎乗の田辺騎手。
大外枠だったこともあり道中は無理せず最後方から。
直線を向いてもほぼ同じ位置取りでしたが、
そこから外に出されると、みるみる前との差を詰め、
最後は計ったようにきっちりと差し切りました。
今春のG1戦線で数々の穴馬券を演出している
田辺騎手らしい大胆な騎乗に馬も応えました。
終いの上がり33.5秒はメンバー最速はもちろんのこと、
本馬自身においても過去最高の切れ味。
いよいよ姉にマンデシャ(欧州3歳女王)を持つ
世界に誇る良血が騒ぎ始めたようです。
来週に迫った樫の舞台こそ間に合いませんでしたが、
代わりに7月のベルモントオークス(米G1)出走案が浮上。
もちろん馬の状態や諸々の条件次第ではありますが、
いずれにしても今回の勝利が大きな夢を運んでくれそうです。