2014.04.01

レッドダニエル、2戦目できっちり勝利!

トワイニング産駒のレッドダニエルが、
未勝利戦を人気に応えて快勝しました。
デビュー戦はクビ差2着に敗れたものの、
3着以下には4馬身とほぼ勝ちに等しい内容。
一度使われた今回は心身ともに上積みが見込め、
それはレース運びにも反映されていました。

好スタートから3番手を進めると、
あとは直線どこでギアをチェンジすればいいか、
そのタイミングを図るだけの優等生然としたレース振り。
直線他馬に並び掛けられそうなシーンはありましたが、
鞍上がゴーサインを出してからは並ばせるところまではいかず、
後方から差しこんできた馬の末脚も封じる着差以上の完勝です。

東京TC出身のトワイニング産駒といえば、
ロールオブザダイスが思い起こされます。
ダート1400といういかにも父の得意なカテゴリーで新馬勝ちを収めながら、
年を経るごとに長い距離で持ち味を発揮するようになり、
後年は平安S優勝、東京大賞典3着など重賞戦線でも活躍を見せました。

ダニエルの場合、母父もアグネスワールドのため、
一見すると短距離のスピード馬という印象ですが、
新馬からの2戦を見ても距離の融通は利きそうですし、
母系にはリアルシャダイの名前も見られます。
これからどのようなタイプに育つのかは今後の楽しみとして、
頑強でタフに走ったロールオブザダイスから
代表産駒の座を奪うほどの活躍を見せて欲しいものです。