2014.03.18
レッドラヴィータ、嬉しい初勝利
レッドラヴィータ(牝3歳・音無)が、
はじめて挑んだ1400m戦でかつてない末脚を披露し、
昨年6月からの惜敗続きに終止符を打ちました。
デビュー戦で僅差の勝負を演じたピオネロや、
2戦目でわずかだけ差されたピートクラムは、
その後重賞でも上位を賑わせるほどの馬。
それだけに本馬の勝利も間近かと思いきや、
ここぞという時に苦手の道悪にたたられたり、
使うごとに行きたがる面が出てくるなどして、
いつからか勝ち運から見離された形に…。
しかしながら、今回以前の戦歴を振り返れば
3着を外したのはいずれも道悪で、それを除けば【0-2-2-0】という堅実さ。
3着の一戦は牡馬相手の1800m戦、もう一戦は休み明けですから、
待望の良馬場で牝馬戦、1400も自身の気性を考えれば吉と出る可能性が高く、
終わってみれば極めて順当な勝利だったといえそうです。
惜敗続きから一気に重賞ウイナーまで駆けあがったのが、
本馬の兄レッドデイヴィス。妹のラヴィータにも、
初勝利をきっかけに大きく羽ばたいてほしいものです。