2013.12.11
レッドレイヴン、完勝でオープン返り咲き
デビューから2連勝、東スポ杯でも2着した時には、
春の大舞台での活躍も期待されたレッドレイヴン。
しかし、まだ素質に体の成長が追いつかない面もあり、
ほろ苦い敗戦と共に春(クラシック)を終えました。
秋---
再び府中の舞台に登場した復帰戦。
クラスを下げて準オープンでの一戦だけに
一発回答を期待しましたが、惜しくも2着。
それでも、勝ち馬は次走の重賞でも善戦した素質馬、
レイヴン自身にも休み明け、不良馬場というハンデもあり、
敗戦の中にも光明を見出すに十分の走りといえました。
じっくり間隔を空け必勝態勢で迎えた今回。
言い訳の利かない状況下のもと、
自ら競馬をつくる強気な取り組みで
期待通りの勝ちっ振りを披露してくれました。
府中で見せる抜群の末脚から不器用な印象も抱かれますが、
じつは右回りの小回りコースでも2戦2勝。
スケールアップした今なら、
なおさらどんな舞台にも対応してくれることでしょう。
次走以降、OP・重賞戦線での戦いとなりますが、
未完成の時期から重賞級の能力を見せていたレイヴン、
なんら臆することなどありません。
来年は今春のリベンジを果たし、
重賞ウイナーとして名を馳せてくれることでしょう。