2013.10.21
レッドセシリア、人気に応えて快勝!
レッドセシリア(牝3歳・鹿戸雄一)が、
雨中の府中を先頭で駆け抜け、
嬉しい2勝目を挙げました。
ちょうど一年前、
同舞台で鮮やかにメイクデビューを飾りながら、
その後はわずかに3戦。決して順風満帆とはいかず、
陣営の忍耐が生んだ勝利でもありました。
少ないキャリアながら、その中身は濃密です。
キャリア一戦の身で挑んだ阪神JFでは、
馬群をモノともせず内からグイグイと伸び、0.1秒差の3着。
夏の十和田湖特別でも、骨折明け、初古馬との対戦ながら、
僅差の3着に踏ん張ってみせました。
そして不良馬場という悪条件の中、
初めて相まみえた牡馬を完封した今走。
いずれも能力の高さを示しています。
ことに今回は府中の長い直線、早めに先頭に立ち、
追われる苦しい立場ながら最後まで抜かせなかった辺りに、
高い能力の片鱗を見せてくれたように思います。
まだまだ奥は深そうなセシリア。
秋の大舞台には間に合わなかったものの、
再び重賞の舞台に上がる日もそう遠くないかもしれません。