2013.06.19

レッドティムール、久々の美酒

長い休養を経て復帰を果たしたレッドティムール(牝4歳・国枝厩舎)が、叩き3走目となる今走で嬉しい2勝目を飾りました。慢性的な脚元の不安により、一年以上もの休養を余議なくされましたが、もとよりデビュー2戦目で鮮やかに勝ち上がった時は将来を嘱望された期待馬。そのレースで3馬身以上離した2着馬は既に1000万特別も勝利しているほどです。休養を経て40キロ増やした馬体は決して無駄肉ばかりでなく、多分に成長分もあったのでしょう。今回の走りを見ても、競走馬としての闘志が萎えることはなく、鞍上の叱咤に応えて最後まで末を伸ばしたレース振りは、今後の更なる躍進を予感させるものでした。長く休んでいた分、これから一戦一戦、輝きを取り戻していって欲しいものです。(6/19)