2013.06.03

レッドリヴェール、一番星!

本年度、中央競馬最初のメイクデビューにて、レッドリヴェール(牝2歳・須貝厩舎)が見事一番星の座を射止めました。わずか5頭立てとはいえ、屈強な牡馬を相手に、最も小柄なリヴェールが最速上がり(33.2秒)を駆使しての差し切り勝ちです。道中は無理せず後方から、勝負どころから徐々に進出し、直線は鞍上の叱咤に応え、一完歩ずつストライドを伸ばす理想的な競馬。新馬と思えぬ大人びたレース振りに先々までの期待も高まります。実は本来予定していた4週目の競馬を前倒ししての出走。それに応えた馬も見事なら、状態を見極め、出走に踏み切った陣営の手腕もさすが。須貝厩舎のステイゴールド産駒といえば、自然とあの馬の姿が思い浮かびますが、「次は牝馬で」という師の言葉が現実となるような活躍に期待しています。