2025.03.28

スポニチアネックス

【大阪杯1週前追い】ジャスティンパレス臨戦!3カ月半ぶり実戦も万全

 23年天皇賞・春を制したジャスティンパレス(牡6=杉山晴)は昨年暮れの有馬記念5着後、3カ月半ぶりの実戦となる。27日、CWコースで大阪杯1週前追い切りを消化。再コンビの鮫島駿が2週続けて騎乗し、6F81秒6~1F11秒1の好時計をマークした。

鮫島克駿を背にCウッドを単走で追い切るジャスティンパレス

 引き揚げてきた鮫島駿は「先週は休み明け感がありましたが今朝はフラットワークから、いいバランスでした。メリハリを付けたかったし戦闘モードに入ってきました」と納得の口ぶり。黒いゴーグルをかけたままで表情は読み取れなかったが、丁寧に答える言葉からパレスに懸ける思いが自然と伝わってくる。

 「いい状態だし、またチャンスを頂いたので勝ちたいですね。思い入れのある馬ですから。ゲートだけは細心の注意を心がけて」

 2年前のG1勝ちの時は自身が鞍上ではなく、何が足りなかったか、外から見て感じて学んだ。そして再び巡ってきた再結成だ。デビュー11年目、機は熟した。いや熟し過ぎたか。熱い思いを胸に秘め、相棒の力をフルに引き出す。