2025.03.02
スポニチアネックス
【中山牝馬S 展望】シンティレーションが重賞連勝で有終の美を
8日の土曜中山メインは牝馬限定によるハンデ戦「中山牝馬S」(芝1800メートル)。前走小倉牝馬Sで悲願の重賞初制覇を飾ったシンティレーションが一枚上だろう。昨年府中牝馬Sでブレイディヴェーグなどと互角に渡り合い能力はG1級。前走は中団インをロスなく進出し、フェアエールングと1着同着で初タイトルを奪取した。引退期限が迫る6歳牝馬で、おそらくラストランとなりそう。重賞連覇で有終の美を飾るか。
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スピード上位の関東馬クリスマスパレードも勝ち負け必至。4歳始動戦の前走中山金杯は逃げて4着に敗れたが、1番人気の意地は示した格好。それまで3戦3勝と得意とする中山で巻き返してくるだろう。昨年Vのコンクシェルは近況いまひとつで浮上のきっかけをつかみたいところ。前走ターコイズS2着のビヨンドザヴァレーもタイトル初獲得へ虎視眈々(たんたん)。