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2025.02.24

スポニチアネックス

【サウジC】香港最強馬ロマンチックウォリアー 首差2着も貫禄示す!次走ドバイターフで日本馬に雪辱

 芝G1・10勝の香港最強馬ロマンチックウォリアーはフォーエバーヤングとの一騎打ちを演じて首差の2着。初ダートでも強さを証明した。

<サウジC>フォーエバーヤング(左)とのマッチレースで2着に敗れたロマンチックウォリアー(撮影・坂田 高浩)

 惜しくも敗れたが初ダートで存在感を示した。香港の芝G110勝馬ロマンチックウォリアー(セン7=シャム)は3番枠から五分のタイミングでゲートを出るとスッと行き脚がついた。他馬に囲まれてもリズムを崩すことなく、先行勢を視界に入れながら終始いい手応え。3コーナー過ぎから外を回って進出し、先頭で4コーナーを回って直線へ。そこから先は内のフォーエバーヤングと一騎打ちだ。ラスト1Fでは完全に抜け出し、押し切り態勢。ただ、一度はかわした相手が外に進路を切り替え、盛り返してくる。最後まで止まっていないが、それ以上の脚を使われ、ラスト50メートルで力尽きて首差2着となった。

 鞍上のマクドナルドはすがすがしい表情で引き揚げてきた。「道中、少しキックバックを浴びたので気分良く走らせることを心がけた。信じられないくらい勇敢で、いい走り。最後までバテずに伸びてくれた」と真っ先に相棒を称えるコメント。「いかにフォーエバーヤングが素晴らしい馬なのかを示している。オーナー(ピーター・ラウ氏)、ダニー(シャム師)をはじめチームのみんなが素晴らしい仕事をして、その一員になれたことをうれしく思う」と笑みを浮かべ、シャム師も「ベストを尽くして素晴らしい走りをしてくれた」と力走をねぎらった。

 23年コックスプレートから続く連勝は「8」でストップ。これまで日本馬と対戦した6レースは全て勝利してきた“日本馬キラー”がついに敗れた。この後は芝で仕切り直しの予定。前走ジェベルハッタから続く中東遠征の3戦目はドバイに戻り、ドバイターフ(4月5日、メイダン)に狙いを絞っていく。再び、中東遠征して対戦する日本馬にとっては難敵となりそうだ。