2025.02.11

スポニチアネックス

【新馬戦総括】昆師も絶賛!スワーヴリチャード産駒レディネスの脚さばきは一級品

 3日間開催は3場で6鞍。芝の勝ち馬に将来性を感じた。東京ではスワーヴリチャード産駒2頭がV。土曜1800メートルのレディネスは中団インで折り合い、馬群を縫って上がり3F33秒7と切れた。前の2着馬アローグレイシャーに並びかけ、一瞬でかわした脚は絶品。今開催の東京で新馬戦3勝目の昆師が「モノが違うと思っていた」と絶賛した通り。雄大な馬体と弾力に富んだ脚さばきは一級品で今後が楽しみだ。日曜の1600メートルを勝ったメランジェは直線半ばで加速してからの脚が速かった。ラスト2F11秒4~11秒4という究極の上がり勝負を、中団から差したのだから凄い。牝馬らしい切れがある。

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 京都芝1600メートルで勝ったルージュソリテールは発馬を決め、スローペースでも折り合った操縦性が光った。ロードカナロア産駒らしい従順さがあり、まだ時計も詰められる好素材だ。