2025.02.05
スポニチアネックス
名種牡馬フレンチデピュティ死す…33歳、老衰のため クロフネやアドマイヤジュピタの父
種牡馬として数多くの活躍馬を出したフレンチデピュティ(父デピュティミニスター)が老衰のため息を引き取ったことが5日、分かった。けい養先である社台スタリオンステーション(北海道安平町)の関係者によると帰らぬ馬となったのは1月6日のこと。33歳だった。
94年に米国でデビューし、6戦4勝。95年BCクラシック9着後に引退、ケンタッキー州のスリーチムニーズファームで種牡馬入りした。
初年度産駒のノボジャック、2世代目のクロフネが日本に輸入され、重賞制覇。自身は01年に来日し、社台スタリオンステーションでけい養された。
クロフネの他にエイシンデピュティやフレンドシップ、アドマイヤジュピタ、ピンクカメオ、レジネッタ、サウンドトゥルーといったJRA・G1、Jpn1勝ち馬を出している。
17年の種付けを最後に種牡馬を引退。その後は社台スタリオンステーションで功労馬として余生を送った。