2025.01.22
スポニチアネックス
【船橋競馬 ブルーバードC】メルキオルが重賞初制覇 ダート3戦無敗 松永幹厩舎はワンツー
ダートグレード競走の「第51回ブルーバードカップ」が22日、船橋競馬場で行われた。2番人気のメルキオルが3コーナー先頭から押し切って重賞初制覇。松永幹師は2着クァンタムウェーブとのワンツーフィニッシュを決めた。
戦前の予想通りミストレスの逃げを見ながら2番手を追走。3コーナー手前でミストレスが勢いを失うと自然とハナに立っていた。直線を向いたところで左ステッキ1発。追ってくるクァンタムに2馬身の差をつけると後は手綱をしごいて、その差を縮めさせない。最後までしぶとく粘り切ってVゴールに飛び込んだ。
「課題のある馬だが、今日はナイター、地方の馬場をこなしてくれた。性格が難しいが競馬に向き合ってくれた」と川田は勝因を挙げた。
これでダートは3戦3勝。次走は「ダートを使うと思う。JRAのレースもあるし、地方の重賞も視野に入っている。よく考えたい」と松永幹師。
2着馬に関しても「賞金が加算できたので除外なくレースが使える」と2頭で春のダート路線を引っ張っていくつもりだ。
◇メルキオル 父ナダル 母サングレアル(母の父ゼンノロブロイ) 牡3歳 栗東・松永幹夫厩舎 馬主・吉田勝己氏 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績6戦3勝(南関東1戦1勝) 総獲得賞金4093万9000円。