2025.01.03
スポニチアネックス
【中山金杯】ボーンディスウェイ 重賞初タイトルへ9度目の挑戦 木幡巧「いい動き」
日曜中山メイン「第74回中山金杯」に出走するボーンディスウェイが重賞9度目の挑戦で初勝利を目指す。この日は坂路を単走で駆け上がった後にWコースへ。馬なり単走で推進力十分の走り、6F82秒9~1F11秒6をマークした。気合乗りは上々。パワフルなフットワークに時計以上の迫力が見えた。またがった木幡巧は「いい動きでした。先週、先々週と強めだったので今週は軽め。2週前からできている分、いい感じにきています」と充実感をにじませた。
前走オクトーバーSを快勝。ハイペースの中、3番手で運び楽々押し切った。昨年のこのレースは4着に敗れたが、この舞台は【2・1・1・3】と相性がいい。鞍上は「中山は実績がある。自分の形ができれば前走くらい走れる馬なので、スタートと枠次第ですね」とイメージを膨らませた。
22年弥生賞ディープインパクト記念では同年菊花賞馬アスクビクターモア(1着)、G1・5勝ドウデュース(2着)に次ぐ3着。能力の高さは間違いない。「見た目でもお尻が大きくなっているし、去年と比べても今の方がいい。馬はだんだん強くなっているし、年齢を重ねて良くなっている」と鞍上。キャリア23戦中10戦でコンビを組んできた。晩成気質のハーツクライ産駒、6歳になっても楽しみ。デビュー3戦目で初勝利にも導いた木幡巧が、成長を遂げた相棒と初タイトルを手にする。