2024.10.22

スポニチアネックス

ゴリアット 仏G2制覇でジャパンCへ弾み! グラファール師「いい競馬ができた」

 夏にキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを制し、ジャパンC(11月24日、東京)に予備登録済みのゴリアット(セン4=仏F・グラファール、父アドラーフルーク)が20日、パリロンシャンでコンセイユドパリ賞(G2、芝2200メートル)に出走。半馬身差Vで日本遠征に弾みをつけた。

 6頭立て。道中3、4番手で脚をためて直線、内で食い下がるハミッシュを退け、人気に応えた。レース後、地元メディアの取材にグラファール師は「クリストフ(スミヨン)がうまく乗ってくれて、いい競馬ができた。ジャパンCで勝つための準備をしないといけないし、今日のレースはその一部だった」と収穫を強調。キングジョージでは後の凱旋門賞馬ブルーストッキングを2着に負かしている。9月22日のオイロパ賞(ドイツ)を脚元の膿瘍(のうよう=うみがたまった状態)で回避したが軌道を修正した。

 ディープインパクト産駒オーギュストロダン(牡4=愛A・オブライエン)を合わせ、欧州のビッグネームが日本にやって来る。