• トップページ
  • Topics & News
  • 【地方競馬】ミカエル・ミシェルに短期騎手免許交付 今月7日から12月20日まで 南関東地区で騎乗

2024.10.01

スポニチアネックス

【地方競馬】ミカエル・ミシェルに短期騎手免許交付 今月7日から12月20日まで 南関東地区で騎乗

 地方競馬全国協会は1日、フランス人女性騎手のミカエル・ミシェル(29)に短期騎手免許を交付したと発表した。免許期間は今月7日から12月20日までで、騎乗できるのは南関東地区(浦和、船橋、大井、川崎)のみとなる(他地区で行われる交流競走に出走する南関東地区所属馬に騎乗する場合を除く)。所属は川崎の山崎裕也厩舎となる。

短期騎手免許を手に笑顔のミカエル・ミシェル(地方競馬全国協会提供)

 今回は2020年1月27日から3月31日以来2回目の短期騎手免許取得となり、その時は川崎競馬所属騎手として267戦30勝の成績を残し、1回の短期免許期間における勝利数歴代1位を記録した。

 ミシェルは今回の目標について「具体的な数字はありませんが、とにかく騎乗を楽しみたいです。その結果によって、いろいろな人をハッピーにできればうれしいです。もちろん全力で勝ちにいくつもりです」と語った。

 また前回の短期免許取得から心境の変化を聞かれると「1回目と2回目の間で、いろいろな国で経験を積んできましたし、精神的にも成長しました。日本語も勉強しているので関係者や騎手の皆さんとコミュニケーションを取り関係性を深めていきたいです」と答えた。

 日本の女性騎手の印象については「今回、日本に来る前にレースの映像などを見ていましたが、女性騎手の数や活躍も増えていて、とてもうれしいです」と心強い存在であることを認め、さらに「お互いに切磋琢磨(せっさたくま)して男性騎手を打ち負かしたいです(笑い)」と強気な姿勢を見せた。

 最後に「忙しいため、なかなか時間は取れないかもしれませんが、北海道の牧場巡りをしたいです。週末にはJRAの競馬も見に行きたいです。食べ物だと餃子が食べたいです(笑い)」と短期免許期間中の楽しみを口にした。