【スプリンターズS】ナムラクレア3着　悲願また届かず…来年で6歳も長谷川師「力の衰え感じなかった」

　4番人気ナムラクレアは、最速の上がり3F33秒2で外から伸びたが首＋首差の3着。G1・8度目の出走で【0・2・3・3】。再びあと一歩で涙をのんだ。

　初騎乗の横山武は「残念です。ペースが速くなってポジション争いが厳しくなると思っていた。そこで位置を取り切れなかったのが敗因の一つ。理想はトウシンマカオの位置。ごちゃつきそうだったのでスムーズさを優先させ、4コーナーで外を回ったが、直線はよく伸びた。内容は良かったが、結果だけですね…」と無念の表情だった。長谷川師は「今日の走りを見れば力の衰えは感じなかった。来年で6歳になるけど中京の方が合うと思う。オーナーとの相談になりますが、そこでチャンスをつかめれば」と、来春高松宮記念への挑戦を示唆した。