【日本テレビ盃】ウィリアムバローズV！坂井「会心の逃げ切り」世界レベルの強豪撃破

　◇Jpn2・日本テレビ盃（2024年9月25日　船橋ダート1800メートル）

　25日のJpn2・日本テレビ盃は、3番人気ウィリアムバローズ（牡6＝上村）が鮮やかな逃げ切りで制した。

　昨年のドバイワールドカップの覇者ウシュバテソーロ（牡7＝高木）や昨年のBCクラシック2着のデルマソトガケ（牡4＝音無）などの強豪を撃破してタイトルをつかんだ。

　ウィリアムバローズは父ミッキーアイル、母ダイアナバローズ（母の父シンボリクリスエス）の血統で通算19戦8勝。重賞は2勝目となった。

　騎乗した坂井は「会心の逃げ切りでした。他に主張してくる馬がいなかったら逃げたいと思っていた。イメージ通りのレースでした。まだまだこれから良くなってくれる。G2勝てたのでG1勝てるように頑張りたい」と話した。

　▽日本テレビ盃　日本テレビ放送網が1953年に日本の民放として初の地方競馬中継を船橋で行ったことを記念して、翌54年から同局の略称であるNTV盃として創設。98年に統一G3として中央地方全国交流競走となると同時に、距離が創設当初の2000メートルから1800メートルに短縮。翌99年から現在の日本テレビ盃に名称が変更された。