2024.09.13

スポニチアネックス

英インターナショナルS覇者シティオブトロイ、レーティング127ポンドで単独2位に浮上

 IFHA(国際競馬統括機関連盟)は12日、最新のロンジンワールドベストレースホースランキングを発表。1月1日から9月8日までの主要レースが対象で、シティオブトロイ(牡3=愛A・オブライエン)が制した英インターナショナルSに127ポンドのレーティングがつき、先月発表の3位タイから単独2位に浮上した。

 首位はドバイワールドカップを8馬身半差で制したローレルリバー(牡6=UAE、B・シーマ-)で128ポンド、英インターナショナルS2着カランダガン(セン3=仏F・グラファール)が125ポンドで3位タイにランクインし、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS覇者の僚馬ゴリアット(セン4)と並んでいる。

 米国で「真夏のダービー」と言われるトラヴァーズSを制したフィアースネス(牡3=米T・プレッチャー)は123ポンドで先月発表の10位タイから5位タイに浮上。日本調教馬は宝塚記念覇者ブローザホーン(牡5=吉岡)が121ポンド(13位タイ)で最上位となっている。

 昨年はイクイノックスが日本調教馬の歴代最高値となる135ポンド(対象レース=ジャパンカップ1着)で年間1位に輝いた。

 ▽レーティング 競走馬の能力を示す客観的な指標で、着差や負担重量などを基に、国際的に統一された基準により、数値化したもの。今年の第8回中間発表は10月10日。