武豊　アルリファーと凱旋門賞へ「1週前にアイルランドで乗れたら」

　競馬会のスーパースター、武豊が5日、競馬総合月刊誌「優駿」の「未来に語り継ぎたい名馬BEST100」の結果発表号となる9月号の発売を記念して大阪市内でトークショーを行った。

　「未来に語り継ぎたい名馬BEST100」に3回連続でディープインパクトが1位に選ばれた。「全レースに乗せてもらいましたし、うれしいですね」とし、ディープの印象については「脚が速かったですね。そういう面で競走馬としては一番ですし、違う感覚でしたね。（ノーザンホースパークの銅像に）乗りに行こうかな（笑い）」と話した。

　ディープとのコンビでも届かなかった凱旋門賞に、今年はアルリファー（牡4＝J・オブライエン）と臨む。最近、テンションが上がったことについて「凱旋門賞のオファーを聞いた時。『やった』と思った。うれしかったですね」とし、「アイルランドの馬で4、5日前にはフランスに入ると聞いている。1週前（の調教で）にアイルランドで乗れたらと進めています。アイルランドで乗るのは初めてですね」と闘志を高めていた。