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2024.09.03

スポニチアネックス

【不来方賞】武豊 トークも軽快「なんて読むレースか分からなかったけど」サンライズジパングでV

 ◇Jpn2・不来方賞(2024年9月3日 盛岡ダート2000メートル)

サンライズジパングが不来方賞を制し、武豊はガッツポーズ(岩手県競馬組合提供)

 今年からJpn2に昇格した不来方賞は、武豊が騎乗したサンライズジパング(牡3=音無)が制した。

 レース後の武豊は盛岡のファンの前で笑みを浮かべた。

 ――今の気持ちは

 「非常にいいレースができたのでうれしい」

 ――レース間隔があいていた

 「馬のコンディションは凄く良かった。ただ、レースにいって難しいというか、癖のある馬なので気になっていた」

 ――ダートも久しぶり

 「ダートでも芝でも。力を出せばしっかり走れる馬。ダートでも問題ないと思っていた」

 ――レースを振り返って

 「もっと苦しいパターンも想定していたけど、思っていたより馬がポジションを取ってくれた。もっとついていけないのも覚悟していた。その点はいいポジションで流れに乗れた」

 ――最後はきっちり

 「直線は必ずいい脚を使ってくれる馬なので、直線向いた時はなんとかなるかなと思って」

 ――期待度

 「未完成な部分も多くて、素質で今は走っている段階。まだまだ強くなれる素質を持った馬」

 ――ファンに向けて

 「盛岡で久々に勝てて僕自身もうれしい。一昨日まで、なんて読むレースか分からなかったけど、勝てて良かった」

 ――最後にもうひと言

 「楽しみな馬とレースがたくさん待っていて、いい秋競馬を送りたいと思っているので、ぜひ応援してください」

 ▽不来方(こずかた)賞 1969年創設。かつて岩手競馬の“ダービー”として位置づけられていた時期もある。19年以降は岩手クラシックの三冠目だったがダート競走の体系整備に伴い、今年からジャパンダートクラシック(Jpn1、10月2日、大井)の前哨戦となった。