【ブリーダーズGC】オーサムリザルト快勝！池江師「米遠征に備えたい」BCに弾み

　◇Jpn3・ブリーダーズゴールドカップ（2024年8月27日　門別ダート2000メートル）

　ダートの強豪牝馬が集ったスポーツニッポン杯第36回ブリーダーズゴールドカップ（Jpn3）が27日に行われ、武豊が騎乗したオーサムリザルト（牝4＝池江）が制し、デビューから7戦全勝とした。

　レース後、池江師は馬主のインゼルサラブレッドクラブを通して「うまくジョッキーがスッと出してくれました。右回りはちょっと苦手なのか少し4コーナーで張り気味でしたね」と振り返り、今後については「左回りの方がベターで、アメリカは左回りですし、無事に馬を戻してアメリカ遠征に備えたいと思います」と明言。目標に掲げるブリーダーズカップ（11月2日、デルマー競馬場）に弾みをつけた。

　大手ブックメーカーの英ウィリアムヒル社はBCディスタフ（ダート1800メートル、牝馬限定）のオッズを5番人気タイの11倍に設定している。

　▼塩津有也調教助手（クラブ発表）　体幹がしっかりしてきて（馬体重）11キロ増も問題なく、精神的にも落ち着いていました。パドックでジョッキーがまたがったら気合が入って、オンオフがしっかりしているのがいいところだと思います。この後、アメリカ遠征と聞いているので、様子を見ながら調整していきたいと思います。