【札幌日経オープン】ショウナンバシット　1年4カ月ぶり復活V　佐々木は札幌リーディングトップ浮上

　札幌11Rの札幌日経オープンは6番人気ショウナンバシット（牡4＝須貝、父シルバーステート）が2番手から早めに抜け出して快勝。2度目のコンビで勝利に導いた佐々木は「巴賞（8着）と比べて追い切りでも折り合いは凄く良くなって、いい方に出ましたね」と笑みを浮かべた。

　21年セレクトセール1歳セリで2億6000万円（税抜き）の値が付いた素質馬。デビューから勝ち星を積み重ね、トライアルの23年若葉Sを勝って挑んだ皐月賞でも5着に好走。その後は不振が続いたが、北の大地で約1年4カ月ぶりとなる4勝目を挙げた。「洋芝も合いますし、2600メートルのゆったりした流れにも対応できました。こういう距離のオープンクラスでやれそうですね」

　佐々木はこの日2勝を挙げ今夏の札幌7勝目、開催リーディングは武豊（6勝）を抜いてトップに立った。軌道に乗った人馬から目が離せない。