【新馬戦総括】ピコチャンブラック大物感！7馬身ぶっちぎり

　先週は勝ち馬が全て2番人気以内、レベルが高かった。福島土曜5Rは好スタートからハナを奪ったピコチャンブラックが手綱を持ったまま馬なりで後続を突き放し、7馬身差の逃げ切り。スピードが違い過ぎた。大物感が漂う。札幌土曜5Rのナチュラルライズも強かった。道中4番手から4角手前でスパートをかけると一気に加速、6馬身差の独走V。まだ体つきが緩く、もっと良くなる。将来性はピカイチだ。

　福島日曜5Rはブラックルビーが好位の外から楽々と抜け出し、後続に2馬身差を付けた。操縦性が高く、安定感のあるレース運び。距離の融通が利きそう。札幌日曜5Rはキングスコールが道中2番手から3角付近で先頭に立つと、そのまま押し切った。勝ち時計1分47秒8は20年札幌2歳Sでソダシが記録した1分48秒2を上回る芝1800メートルの2歳コースレコード。完成度が高い。