2025.04.29
スポニチアネックス
【大井競馬11R・羽田盃】ナチュラルライズ 圧倒的1番人気に応えダート3冠1冠目制覇
今年の3歳ダート3冠1冠目「第70回羽田盃」(Jpn1、1800メートル、15頭立て)は29日、大井競馬11Rで行われ、圧倒的1番人気に支持されたナチュラルライズ(牡3=美浦・伊藤圭、父キズナ)が好位追走から直線で先頭に立って1着。前走の2京浜盃(Jpn2)に続く重賞制覇でJpn1初制覇となった。管理する伊藤圭師はJRAも含めてビッグレース初制覇となる。

2着に大井のナイトオブファイア、3着はジャナドリアが入り3連単<12><6><9>は1470円(3番人気)だった。
レース後のインタビューで鞍上の横山武は「折り合いは難しかったですけど馬も良く我慢してくれたと思いますし、4コーナーから早めに動いて抜け出して、とても強かったと思います」と振り返り「粗削りな子なんですけど、着実に一歩一歩成長してくれている子です」と1冠目をつかんだパートナーをたたえた。
◆羽田盃 1956年に大井盃として創設。64年から現名称に。長らく南関東(大井、川崎、船橋、浦和)限定3歳クラシック3冠の初戦として親しまれたが、昨年からJRA所属馬にも門戸を開放し、交流重賞としてJpn1に格付け。新たに整備された3歳ダート3冠競走の第一関門として生まれ変わった。3冠ロードは6月東京ダービー、10月ジャパンダートクラシックと続く。