2025.04.03
スポニチアネックス
【園田競馬 Jpn3兵庫女王盃】テンカジョウが快勝 松山の好騎乗に導かれ交流グレード2勝目
園田競馬のJpn3「第2回兵庫女王盃」が行われ、JRAから参戦したテンカジョウ(牝4=岡田)が直線で力強く抜け出して1番人気に応えた。24年9月マリーンカップ以来の勝利で、交流グレード2勝目。2着が2番人気アーテルアストレア、3着は3番人気ライオットガールでJRA勢が馬券圏内を独占した。

最初から最後まで松山弘平の冷静な判断が光った。序盤は7番手付近を進んだテンカジョウ。だが、先団が楽に運んでいることを察し、1周目のホームストレッチで一気に3番手へと上がった。
「前が楽だと思ったので、正面でポジションを上げて、前をつつく競馬をしました」(松山)。こうなると先手のアンデスビエント、2番手のライオットガールもペースを上げざるを得ない。レースの空気が変わった。
勝負のポイントが間を置かずにやってきた。向正面でアーテルアストレアが先に仕掛けた。3角でいったんは先頭に立つ勢い。だが、松山は慌てなかった。ワンテンポ待って追い出す。前にいた3頭を4角大外からのみ込み、残り150メートルで先頭。アーテルアストレアを振り切った。
「本当に馬が強かった。その一言です」。松山は自らの好騎乗を脇に置き、馬の強さをまず称えた。「能力が非常に高い馬。こういった競馬もしてくれたし、先が楽しみです」と初めてコンビを組んだ馬の力を絶賛した。
河内孝夫オーナーと岡田稲男師のタッグで今週末に挑戦するドバイゴールデンシャヒーンのクロジシジョー(牡6)へ、いい流れをつくることができたのは間違いない。テンカジョウが牝馬ダート界の天下を獲る日も近いはずだ。