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2025.04.03

スポニチアネックス

【大阪杯・調教超考】2週連続意欲的ベラジオオペラ120点 シックスペンスは思惑通りの上昇カーブ

 ≪栗東・オサム≫

<大阪杯・追い切り>横山和生騎手を背にCWコースにて併せ馬で追い切るベラジオオペラ(右)(撮影・亀井 直樹)

 【意欲的】上村厩舎は仕上げに妥協がない。連覇を狙うベラジオオペラは1週前のCWコース(6F80秒9~1F11秒1で3頭併せ最先着)で十分過ぎるほど動いたが、トレーナーの目にはあれでも物足りなく映ったようだ。最終追いに横山和が駆けつけ、意欲的な併せ馬。いっぱいに追われ、反応鋭く、6馬身ちぎった。ディフェンディングチャンピオンなら120点でなければ…の強い矜持(きょうじ)を感じる。

 【末磨き】未完の大器がついに大舞台へ。日経新春杯勝ちロードデルレイは相手強化にも臆さない。この中間はG1仕様に磨き抜かれた印象。西村淳が騎乗した1週前のCWコースが6F79秒2~1F11秒3を叩き出す猛稽古。あのひと追いが効果的で馬体が引き締まった。同コースの最終追いは軽く促しただけでラスト1F11秒1。筋肉のラインが浮かび上がり、反応も前走から格段に良くなっている。居並ぶG1馬に真っ向勝負だ。 

 【攻工夫】雪辱に燃えるジャスティンパレスが調教パターンを替えた。近走、坂路主体の稽古に物足りなさを感じたのも事実。今回はコース追いに切り替え、2週前、1週前に長めからしっかり負荷をかけた。最終追いは半マイルに抑えたがラスト1F11秒1の伸び脚が目を引く。ひと押しを利かせるか。いや、一変もありだろう。

 【成長認】伏兵の一撃があるなら牝馬のラヴェルか。金鯱賞9着から中2週ゆえ、オーバーワークは避けたいが矢作厩舎にそんな心配は無用。先週金曜のCWコースでアクションを起こし、ラスト1F10秒9を刻んだ彼女に疲れなど、あろうはずもない。同コースの最終追いもラスト1F11秒5と鮮烈な脚さばき。これだけやれるのも成長著しい馬体(前走12キロ増で過去最高の480キロ)があるからこそ。道悪に泣いた金鯱賞だけで見限れない。

 ≪美浦・万哲≫

 美浦は先週と動きを比較する上で難しい馬場状態になってしまった。先週のWコースは走りやすく、直線は背後からの追い風でラスト1F10秒台が多発した。今週は一転し、雨でグシャグシャ。1週前の考察は大いに意義がある。 

 【叩上昇】シックスペンスは走りにくい馬場を考慮しても、上々の動きだった。先週が1F11秒1(馬なり)で余力十分に先着。今週は同11秒4だったが、休み明けを叩いたことで4角手前の反応が格段にアップ。今週も勢いで圧倒して楽に先着した。雨中で判断しにくかったが体に張りも出た。あとはG1での力関係だけか。

 【余力残】香港帰りのステレンボッシュは丹念な乗り込み。阪神への長距離輸送がある今週は予告通り“軽め”。先週は体を大きく使えていたし、いい意味で体をふっくら見せていた。モレイラが乗った今週は鞍上との息がぴったり合っていたのがいい。いきなり動ける出来だ。

 【先週動】コスモキュランダは先週Wコースで1F11秒3の好時計。迫力も抜群だった。今週の坂路は4Fで先週より3~4秒時計がかかる極端に悪い馬場だった。4F55秒7は遅いが、この日の坂路4F最速が53秒4。息を整える程度の最終リハとしては十分に合格。先週で整っている。