2025.03.30

スポニチアネックス

【大阪杯 展望】成長著しいシックスペンス 1F延長をクリアしてG1獲りだ

 「第69回大阪杯」(芝2000メートル内回り)は4月6日、阪神競馬場で行われる。経験豊富な5歳以上に生きのいい4歳勢が加わって激戦必至。見逃せない戦いだ。

シックスペンス

 4歳馬シックスペンスは休み明けの前走中山記念が10キロの馬体増で512キロ。内ラチ沿いでロスなく立ち回ると直線、うまく進路を確保して差し切った。昨年スプリングS、毎日王冠を合わせて3度目のG2制覇。以前と比べて馬体の厚みが増し、成長がうかがえた。1F延長で折り合いが鍵。そこをクリアすればG1初制覇が見えてくる。

 そのシックスペンスの僚馬ステレンボッシュは昨年、桜花賞V。前走香港ヴァーズは3着と初の海外遠征で牡馬に交じって見せ場をつくった。デビュー8戦で一度も3着を外していない堅実派。距離を問わず、しまいはきっちり寄せてくる。内回りも気にならない。昨年の覇者ベラジオオペラは昨秋の天皇賞・秋6着、有馬記念4着と上位争いに加わった。昨年は京都記念2着をステップに参戦し、今年は有馬記念以来の実戦。あとひと追いで、どれだけ仕上がるか。ロードデルレイは前走の日経新春杯を3馬身差で快勝。あの勝ちっぷりならG1でも期待が膨らむ。