2025.03.30
スポニチアネックス
【ダービー卿CT 展望】トロヴァトーレが主役 得意舞台の中山で初重賞制覇狙う
4月5日に中山競馬場で行われる「第57回ダービー卿チャレンジT」(芝1600メートル)は主役不在で混戦気配が漂う一戦。舞台実績を評価してトロヴァトーレを本命に推す。ここまで中山では5戦4勝。今回と同条件だった前走のニューイヤーSは不利とされる外枠から完勝。重賞級のポテンシャルがあることを証明した。1週前追いではWコースで5F65秒5~1F11秒6の好時計をマークしており、仕上がりは上々。鞍上モレイラも心強い。

先行力が光るアサカラキングが対抗。阪急杯2年連続2着の実績は立派。久々のマイル戦になるが、直線が短い中山なら対応可能。悲願の初タイトルを手に入れるチャンスだ。前走の洛陽Sを制して勢いに乗るロジリオン、昨年のニュージーランドTの覇者エコロブルームも侮れない。