2022.06.28
まもなく2歳募集馬の受付が終了します。
2歳募集馬の申込受付は6月30日(木)18時にて締め切らせていただきます。
受付可能な2歳馬は下記5頭となります。トレーニングを重ね、逞しさを増す各馬の近況ページもあわせてご確認ください。ご検討よろしくお願いいたします。
※【追記】6月29日(水)
本日、下記5頭の近況更新をおこないました。各馬のリンクより最新情報をご確認ください。
■募集番号07・サウンタ20(父:モーリス/牡)
母サウンタはシンハリーズ(最優秀3歳牝馬シンハライト、リラヴァティ、アダムスピークなどの母)の半妹にあたる良血馬。華やかな血統背景が目を引く、期待のモーリス産駒です。
尾関知人調教師『速い調教をコンスタントに消化してきて、本州移動が見えてきた矢先のトラブルだっただけに残念でなりません。ただ、術後の経過は非常に良好ですしね。もう一段の成長が見込めると見ていたので、この休養期間がプラスに働くものと今は前向きにとらえています。気性が前向きで前進気勢の強い馬。ほぼ休み無く乗り込めていたように体力面に不安はありませんので、調教再開後は仕上げに苦労することはないのではないでしょうか。母父インビンシブルスピリット譲りの立派なトモが生み出す非凡なスピードが本馬最大の武器。万全の状態でトレセンにきてくれればと思います』
■募集番号14・ハッピーパウダー20(父:リアルスティール/牡)
近親には北米G1馬ソーメニーウェイズや函館記念を制したルミナスウォリアー。G1ドバイターフに勝利した実力馬リアルスティールの初年度産駒です。
田中博康調教師『坂路、周回コースを併用して、今は運動量重視で進めてもらっています。乗り込みの効果からイメージ通りに体力強化を図ることができていて、馬体重も増加傾向にあります。春先よりも毛艶は良化していますし、馬体の張りが増して背肉も付いてくるなど成長著しいですね。シルエットが良く、トップラインがとても綺麗な点が本馬の魅力。夏を越しての更なる変化が見込める馬ですので、今秋の本州移動を見据えて引き続きトレーニングを課していきたいところです。マイルから中距離と幅広い活躍を見込んでいますが、古馬となって強さを増すタイプだけに先々まで楽しませてくれそうです』
■募集番号20・エクセレントデザイン20(父:ロードカナロア/メス)
今春、鮮やかに豪マイルG1のタイトルを奪取したニマリーなど、母系にはオーストラリアの重賞ウイナーが並ぶスピード豊かな活力あふれるファミリーの出身。
安田隆行調教師『ハードワークをこなしながら体が増えてきているように体質面は強化されていますし、走ることへの気持ちが強いようですね。ロードカナロア産駒でエンジン性能については疑いようがないですから、あとは馬体がもうひと回り大きくなって心身のバランスが噛み合ってくれればといったところでしょう。動きが日ごとに良くなっていたので暑くなる前に本州へ運ぶことも考えましたが、成長段階にあることを考慮して、この夏は北海道でレベルアップを図り、気候の良い秋に本州へという形を検討しています。母系も優秀で奥の深い良血馬。稽古で見せる動きには雰囲気があって、完成が楽しみな素材ですよ』
■募集番号36・フィルバート20(父:リアルスティール/メス)
スーパーダービーの勝ち馬ファンタスティキャットなどを輩出。北米の重賞戦線をにぎわすパワフルな母系×超良血種牡馬リアルスティールの大物感漂う血統馬です。
斉藤崇史調教師『環境を変えて刺激を与えた方が成長面でプラスになるという判断から、早めに北海道から滋賀県のチャンピオンヒルズへ移動させました。長距離輸送を経験したことで表情が大人っぽくなりましたし、先週も見てきましたが、ここにきて馬自身がググッと一段上がってきたようです。一度トレセンに入れてゲート試験までとも考えましたが、今はトレーニングを重ねながら心身ともに成長を示して馬自身のリズムが良くなっている段階。もうしばらくは今のリズムでレベルアップを図り、夏競馬が終わる頃に入厩させたいと思っています。まだまだ馬体は良くなってくる馬ですよ』
■募集番号45・リヴァーベル20(父:Kingman/メス)
昨年、英国ニューマーケット・タタソールズのセールにて購入した外国産馬。父はシュネルマイスターの活躍が抜群のスピード性能を示す、希少性十分の名種牡馬キングマンです。
藤原英昭調教師『いい血統の馬が醸し出す特有の品があり、走りそうな雰囲気も持っている馬です。到着後は輸送疲れから小さく見えましたが、リフレッシュして運動をしっかりとしてきたことで体は膨らみ、見た目についてはいい意味で印象が変わりました。牧場での感触も上がってきているように力を付けているのは間違いないですけど、それでもまだ現状は成長段階にあり、これからメニューもペースアップしていくということ。せっかくいい流れで乗れているのに環境を変えるのは経験上得策ではないので、このまま牧場で鍛えてもらい、涼しくなってから本州へ移動する予定です。頑張ります」