2022.12.05

当歳馬便り(レッドファンタジア22)

レイデオロを父に持つレッドファンタジア22(牡)のご紹介です。

言わずと知れたクラブゆかりの名繁殖レッドファンタジアの7番仔に当たるのが本馬。
これまでデビューした母の産駒は5頭。そのうち3頭が新馬を勝ち、他2頭も2戦目までに勝利。いずれも重賞入着歴を持ち、レッドベルジュール、ベルオーブ全兄弟による2年連続デイリー杯2歳S制覇も記憶に新しいところでしょう。

母産駒のレッドベルローズ、ベルディエスが後継として繁殖入りしていますが、まだまだこの母に掛かる期待は大きなものがあります。

ディープインパクトの相性の良さが際立っていた母ですが、唯一の弱点は前向き過ぎる気性とそれに伴う距離の壁かもしれません。
そこで白羽の矢が立ったレイデオロ。ロベルトの血を持つ父との配合で距離への融通性を含めた新たな一面が見られればと期待しています。

表情からは牝系特有の勝ち気さを感じますが、それでこそこの血筋という気もします。