2021.08.09

偉大な祖母と同じ栗毛に出たドライヴンスノー21

 2021年3月26日に白老・社台牧場で誕生した、母の7番仔にあたる牝駒ドライヴンスノー21は、生後5カ月目を迎え、極めて順調な成長過程を歩んでいます。

 ここに来て、大きな変化を遂げている部位が飛節。生まれた当初は緩さも目立ったのですが、トモが逞しくなるにつれ、飛節の伸びが格段に良化してきたのです。社台牧場の担当スタッフは、こんな言葉でドライヴンスー21への期待を語ってくれました。

「飛節に関しては、当初の予想を遥かに超えるスピードで良くなってきました。また、ルージュスティリアの当歳時も同様だったのですが、骨格の良さもセールスポイントとなっています。柔軟性のある身のこなしは、父ドゥラメンテの良さを引き継いでいますし、かなりの手応えを感じています。放牧地では元気に飛び回っていますが、社交的で物怖じしない性格にも頼もしさを感じています」

 いすれも鹿毛馬である父母、半姉ルージュスティリアとは違い、ドライヴンスノー21は栗毛に出ました。米芝牝馬王者に選出された二代母ワンデスタも栗毛馬でしたが、ドライヴンスノー21には、偉大な祖母にも負けない、輝かしい蹄跡を刻んで欲しいところです。