2021.07.05
レッドオルガも母になりました
2014年にノーザンファームで誕生したレッドオルガは、父に日本馬産界の至宝ディープインパクト、母に名繁殖牝馬エリモピクシーを持つ一級品の良血馬です。前回紹介した1歳上の全姉レッドアヴァンセ同様、当クラブ所属馬として競走馬デビューしたレッドオルガは、好位追走からレースを運べるセンスの良さ、常に上位争いに絡む安定感の高さを武器に、芝マイル戦線の一線級として、中身の濃い活躍を示しました。
4歳10月の東京芝1600mコースを舞台とする準OP紅葉Sを勝ち上がってオープンクラス入りを果たすと、その後は一貫して芝マイル重賞に参戦。5歳2月のG3東京新聞杯では、先に抜け出していたインディチャンプ(後にG1安田記念、マイルCSを制覇)を猛然と追い上げ、半馬身差の2着に入ります。また、5歳10月のG3富士Sでも、持続力に富む末脚を駆使し、勝利したG1馬ノームコアから0秒1差の3着となりました。
続くG1マイルCSをラストランとして、ノーザンファームにおける繁殖生活を開始。2021年3月29日に、父に国内最高種付け価格が設定されているロードカナロアを父に迎えた、初仔となる牡駒を出産します。